青い空、青い海の夏の磯 - カールおじさん

8月１９日は一か月ぶりの釣行。

船はこれまた一か月ぶりのニューレインボー。

１時の出港だったので、早めに行って冷房の効いた部屋で昼食を食べ乗船準備です。

しかし、暑いですね。荷物を船の前に持って行くだけで汗ビッショリになります。

まあ、他の人も同じような状態ですが・・・。

予定通りの時間で出港です。海は凪で、揺れることもなく五島に向かって疾走していきます。

まず、底物狙いの人が野崎島、古志岐の本の瀬、沖の瀬、ヘタの瀬に上瀬していきます。その後、宇久島の対馬瀬、鴨瀬と回り寺島の北側から指原鼻へ降ろし大崎鼻へ。前回、ここはパスした所ですが今回は上がることにしました。前はあまりの浅さにパスしたのですが、勉強を兼ねてチャレンジです。（年寄の冷や水的な発想かも！）

しかし、浅いこと。あと２時間位で満潮を迎えるのに底が見えます。大潮の最干潮の時は船がつけられないのでは？。こりゃ、つれないかもと思いながら荷物を小高い所へ上げていきます。

いつもの通り水温を計ると28度。前回と同じでまだまだ高いですね。

遠くに鴨瀬が見えます。

さて、いつものゲン担ぎをして、釣りの準備です。ポーターの僕ちゃんによると上げ潮に撒き餌を入れ、沖の魚を呼び込むのがコツとの事。撒き餌をバタバタと作り、上げ潮に入れていきます。３０分位撒き餌を入れて、夜釣りの仕掛けを作り７時位から釣り開始。

まだ、明るいため、餌は解けるように無くなってしまいます。そこで、全層の仕掛けに切り替えて流してみると竿引きの当たり。軽く合わせるとクロの引きが伝わってきました。少しやり取りをして上がってきたのは３５ｃｍ強のクチブトです。もう１匹と仕掛けを入れると手のひらサイズサイズのコナガが連続でヒット。コナガに遊ばれているうちに暗くなり夜釣りセットに交換。浮きに明かりを入れミッションオープン。

不思議とエサ取りはいません。早い潮の横に潮のタルミが出来ていて、そこに仕掛けが入るとイサキが当たります。前回より一回り大きいサイズなのですべてキープ。

潮止まりになりイサキの当たりが途絶えたので、狙いを瀬際に切り替えてみますが、夕方釣れたクロより一回り大きいクロが一匹釣れたのみで下げ潮が入り始めました。

流れる方向は変わらず右から左に向かって流れます。(引かれ潮なので流れはゆっくりですが)

１１時位に遅い夕食をとりました。いつもの夏の定番ソウメンで腹ごしらえを済ませます。(やっぱり、夏はこれだね！)　空を見ると満天の星が輝いています。

西の方を見ると、雲が光って雨を感じさせます。雨具は持ってきてないのに困ったもんだ。まあ、夏だから濡れても大丈夫。もしかした、気持ちいいかもと思いながら一休み。

腹の虫が治まったところで釣り再開。磯を休ませたためか一投目から当たります。上がってきたのはチヌ。クーラーが寂しかったのでキープ。その後、ずーとチヌが当たり、春の乗っ込みシーズンを思わせます。そして途中から海へお帰り願いました。

あまりチヌが続くため、何気なく持ってきたキビナゴを付けて潮の流れに乗せて流すと久々のイサキが当たりました。(イサキってフィッシュイーターなので小魚を食べるんですよ。)上がるまでは強く下へ引くものでクロかと思っていたのですが４２ｃｍのイサキでした。そのあと、その流れに乗せると、同じサイズのイサキがどの餌でも当たり始めクーラー8分目です。ここでクロがほしい所ですが、なかなか釣り人の思い通りにはことが運びませんね。また、チヌが出てきました。これがまたキビナゴにも当たるのです。(チヌのフィッシュイータなので当然ですが)

チヌは20匹以上は釣っていると思います。2時過ぎに上げ潮が入り始めたので引かれ潮に乗せ、仕掛けを流していきます。ちょうど浅瀬から少し深くなるところで、クロが当たり始めました。サイズは３５～４５ｃｍ位が連続でヒット。クロでクーラー満タンと思っていたらまた、チヌ様のおな～りです。「ここはチヌのマンションでもあるのかいな」と思いながらリリースの連続。チヌの合間にイサキとクロが釣れる感じです。

時計を見ると5時になっています。あと1時間と思いラストスパート。と思ってみても相手は魚、先ほどと同じペースでチヌとイサキが当たるのみ。明るくなり、いつものエサ取りの海に戻ったところで「釣りノーサイド」。すべて片づけて海の中を見ると１ｍ位の浅瀬で２ｋｇ位の石鯛がフジツボを食べています。道具は片付けてしまったので眺めるのみ、俗にいう手も足も出ない状態です。

クーラーは動かせなさそうなので、まず魚を出して記念撮影