凪のち時化

先月の終わりごろ、たかきよさんから11月3日、4日のお誘いがありカレンダーとにらめっこ。
自分は月初は仕事が重なりいつも釣りにいけないんです。
11月を見ていると、3,4,5日は金、土、日。
1,2日に給与計算を提出して、他の提出分はデータを準備して6日に纏めればなんとかなりそう。こんな時は頭が冴えるのにいつもは・・・?(笑)
釣行を楽しみにしていたらまたまた、一難。
片付けをしていて、しゃがんでビニール袋を取ろうとしたら腰が変。
前にぎっぐり腰をしたときのような感じ、すぐに横になり安静一番をしましたが起き上がりができません。
歩くときも腰に違和感が・・・・・
きっと、会社ではネアンデルタール人みたいな感じで歩いていたと思います。
次の日、さっそく整骨院へ行き治療を開始。
なんとか、普通の格好で歩けるようになりました。
ただ、あまり重いものは持ちたくないので釣りバッグは2個に分けたりしたのでいつもより荷物が増えてしまった。
そんな、こんなして釣行当日を迎えました。
今回利用する好洋丸は出港が8時と早いのと西九州自動車道路の武雄西~佐世保間が通行止めのため、朝倉を4時に出発。
武雄北方で高速を降り、6時過ぎに佐世保朝市横の岸壁へ到着。
時間が早かったので朝市を見学し朝市食堂で食事しようと思ったら、食堂は11時から。(朝市食堂なら朝市の時間からやっていると思ったのに!)
そうこうしているうちに、続々と釣り人が集まってきて、総勢25名!
辺り一面が大量の荷物に覆われています。
7時15分過ぎに好洋丸が到着。
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(この写真は帰港したときに撮りました。)
船長に挨拶して、積み込み開始。
予定より15分早い7時45分に出港。
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朝日に輝く佐世保港を後に津和崎へ。
1時間半で到着。
亀瀬~丹瀬~前島と瀬付けしていきます。
前島2番に来たところで、名前を呼ばれて瀬上がりしました。
ここは、瀬際が斜めに落ち込んでいるのと岩が固く磯靴のピンが掛からないので滑るため、上がるのも一苦労。
いつもの事ですが、汗だくです。
たかきよさんも汗だく(だって、寒い予想で防寒服きていたから)
船は、3時半に来るから「瀬替わりの準備しとってね」と言って去って行きました。
そう今夜、寒冷前線が通り抜けるので冬型の気圧配置になんですよね。
船長と話した時に結構北西風が吹くって言ってました。
たかきよさんは早速釣りの準備をしています。
自分も、朝昼兼用の食事の準備をします。
たかきよさんは釣り開始。
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自分は食事開始。
隣の一番では、クロがボツボツ上がっています。
たかきよさんもクロが上がり始めました。
自分も夜釣りの時はほとんどしない昼釣りの準備をして釣ってみました。
とりあえず、足の裏サイズを1匹キープして昼釣り終了。
たかきよさんは、クロ、ヒラアジなど多数キープして瀬替わりを待ちます。
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3時位に船が来て権現7番に瀬替わり。
すぐに釣りではなく、プチ宴会がスタート。
たかきよママの手料理でビールをプッシュ。
乾杯。
終了後、夜釣りの準備を開始。
5時半から夜釣り開始。
この頃から、北風が吹き始めました。
自分が一番北側、真ん中がたかきよパパ、一番足場いい所にたかきよママと並んで釣り開始。(この後は、パパ、ママで行きます。)
でも、なかなかウキが沈みません。
自分のところは北側なので、結構風が当たり寒い、また釣れない。
基本的に根性が無い方なので場所を変えます。
ママの右奥にある湾どうに入ります。
ここは風が当たらず、ウキが沈めは最高。
でも、人生そんなにうまく行くはずがない!
ウキは沈むけど、上がってくるのは金魚ばっかし!
棚をかえても、餌を変えても一緒。
ここは、金魚のアパートかいなと思える位です。
一度だけ、湾どうの先端に仕掛けを入れたときに40cm位のイサキがきたので、そこを狙っていきますがどうも通りすがりのイサキだったみたいでそれっきり。
みんなの方を見ているとパパは快調に竿を曲げています。
ママも竿を曲げています。
どうも、今日は運に見放されているようです。
この段階でクーラーの中は、カワハギ1匹、足の裏クロ1匹、先ほどのイサキ1匹。
寂しい限り!
もとの場所に戻りますが状況は変わりません。
0時を回り一休み。日頃の寝不足と、昼間寝ていなかったので1時間ほど仮眠をとります。
1時過ぎに目を覚まし、後半の撒き餌を作り、2時から後半戦開始。
この頃には、北風がかなり強くなり波が高くなりところどころにさらしが出来ています。
瀬際に仕掛けを入れ込み、撒き餌を入れていくと久々にウキに変化が!
少し沈んで、また浮いた後赤い光が滲みながら引き込まれていきます。
合わせを入れると最初のと同じ位のイサキが上がってきました。
なんとなくポイントが分かってきたのでそこを重点的に攻めてみます。
その後も連続で同サイズのイサキが当たってきます。
そんな中、もあもあとした前あたりの後、一気にウキが消えていきました。
合わせを入れると固めに締めたドラグから糸が出ていきます。
いままで、一度もドラグが効いたことはないのですが・・・・
当然ウキは見えません。一気に15m位は出たみたいです。
何とか走りを止めて反撃開始。
巻いては出され、出されては巻いてを繰り返し何とかウキが見えてきました。
何とか浮かせてみるとなんとアラです。
そういえば、以前椛島でアラを釣った時と同じ引きでした。
まさに、アラのひとのしです。
タモ入れしても重くて上げるのに一苦労。
絞めて、クーラーへお入り頂きました。
アラが暴れたためか、しばらく当たりが途絶えていましたが、また、イサキが当たり始めました。
イサキと違う当たりがきてクロが上がってきました。
40cm位の夜グロといえるサイズです。
しかし、クロはこの一枚。(もう一枚来たのですが25cm位だったのでお帰り願いました。)
その後もイサキが続き、結構クーラーも重たくなってきたところで夜が明けてきました。
明るくなると途端に当たりがなくなり餌が残るようになり、釣り終了。
この頃になると、結構大きいうねりが北から入ってきます。
釣り座に置いていたクーラーをパパに手伝ってもらい上に上げました。
ママも朝からの釣りは諦めたみたいで片付けに入っています。
風もかなり強くなっています。
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釣り座は完全に波に洗われてしまいました。
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夜に釣っていたところはかなり上まで洗われていました。
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回収の時は、うねりが大きいので瀬付けをやり直して大変でしたが何とか回収終了。
帰りは時化ていて途中何回かスローにして波をかわしていましたが、寝不足ですぐに夢の中へ。(かなり船酔いされた方がいましたが・・・)
気が付くと、佐世保港に接岸するところでした。
荷物を上げた後で、船長のクーラー検分が始まりました。
思いクーラー、軽いクーラーありで、場所でムラがあったみたいです。
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たかきよさんと今回の釣果です。
(好洋丸の写真を使わせてもらいました。)
次回は、何処に行きましょうか?
当然、釣れる所がいいな~。