捨てる神あれば拾う神あり

ワカサギに振られ、なんとか釣りに行けないかと船の出港予定を見ていたら、なんとサクセスの予定があるじゃありませんか。
さっそく、予約を入れ準備開始。(と言っても、冷凍庫に餌は入っているし人間のエサを仕入れるだけなのですが)
10時出港予定なので、朝倉を6時半に出発。
日の出の7時過ぎには朝日に照らされきれいに色づいた山を見ながら高速を急ぎます
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8時半過ぎに港へ到着。
さっそく荷物を降ろし準備OK
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今回は、EXITO SUCCESSです。
この船、若干改装されていて後ろのラウンジにドアが付けられていました。
以前はドアが無く冬場は寒かったのですが、ぬくぬくです。
今回は人数が12,3人と少なかったので集まりも早く10時前には出港しました。
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九十九島の紅葉を見ながら一路五島へ向かって船は走ります。
そして、鬼門の佐尾鼻が見えてきました。ここで舵を右に切るか、まっすぐ行くかで帰りのクーラーの重さに差がでます。
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(写真は帰りに撮ったものです)
今回は、佐尾鼻を抜けると右に切りました。
この瞬間、テンションが上がるのは自分だけでしょうか。
奈留瀬戸を北上して黒瀬灯台の湾内へ到着。
二本松とマンジュウの間にある無名瀬に上がりました。
上がる際、朝の見回り時間を確認します。
「朝は何時にきますか?」「夜が明けてから。7時ね」
以前これを忘れていたので回収まで4時間位、磯の上でボーっと過ごしたことがありました。
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先端が黒瀬灯台、真ん中位にあるのがマンジュウ。
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隣に見えるのが二本松。
この辺は夜釣りのポイントで浅く、沈みがいたる所に入っています。
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足場はフラットでいい感じです。夜12時過ぎが干潮なので、沈み瀬の先端まで行ってみるつもりです。(写真は昼の1時位に撮っているのでかなり岩が出ていますが満ちるとバッカンの下まで潮がくるので右に見えている岩は、頭だけになります。)
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まだ、早いのでいつものようにエビス様へお神酒を上げ乾杯!
儀式を終え、道具と撒き餌を準備して夜を待ちます。
ついでに水温を計ると19.5℃、いい感じになっています。
5時半位から釣り開始。
潮は左から右へいい感じで流れて行きます。
2尋から始めていきますがなかなか当たりがでません。
思い切って3尋まで仕掛けを入れていくとやっと当たりが・・・・
夜釣りサイズの尾長が当たってきました。
抜き上げてクーラーへ・・・・
ウキが昼間見えていた沈みの近くに入っていくと当たりがでますが、外れると餌が残ってきます。エサ取りもいない・・・・
いい感じで釣っているとなんと、200m位のところに漁船がやってきて夜焚きを始めるじゃありませんか。
これで今日は終わったと思いなが釣っていると、前と同じ場所で尾長が当たってきます。
よほど腹が減っているのでしょうか?
そんな感じで、最干潮になる午前1時位には1つ目のクーラーがほぼ一杯になりましたが、まだ蓋が閉まるので詰め込んでいきます。
2時位になると当たりがでなくなり当たり一面に沈みが出てきました。
そこで昼間、目を付けていた沈みの頭に移動。
しかし、なかなか当たりがでません。
流す位置を変えたり、棚を変えたりしていると竿引きの当たりでクチブトのいいサイズが上がってきました。
しかし、クチブトは尾長みたいに群れていないのか連続では当たって来ません。
それでも、ぽつぽつと拾いながら釣っていきます。
そうこうしていると、潮が満ちてきて沈みが沈んできました(笑)
流されないうちに、元の場所へ・・・・
ここで、尾長を2~3匹追加した所で6時前となり、釣り終了!
道具を片付け、バッカンに入れていた魚を食料用のクーラーへ・・・・
見回りの船が来たので船着場へ道具を移動し乗船。
回収の時間まで、船で一寝入り。
10時前から回収が始まり、10時半には港に向かってレッツゴー!
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今回の釣果です。
尾長35~49㎝29、クチブト7、笛吹1、アラカブ2でした。
(食料用クーラーの魚は、たかきよさんの上げたので写真はありません)
次回、また釣れるといいなぁ~!と思い道具を片付けています。
次回は年末かな。